酒と煙とロック32 (Pフロイド/原子心母)
邦題の話題だけが先行してましたが。
ピンクフロイドの「肝っ玉母ちゃん」いや「原子心母 Atom Heart Mother」です。ジャケットもなんやよーわかりませんが有名です。
ともかくその後のビッグバンドとしての方向性が見えてくる名アルバムです。
いきなりA面全体を占める表題曲「原子心母」です。何と言っても次作の幻想的な「エコーズ」が圧倒的に素晴らしいと思いますが、この大作もそれと双璧をなす名曲です。
いいですね~大好きですこーゆー展開。ピンクフロイドを知らない人が聴いたら多分超前衛的なクラシックだと思うんでしょうね。正直なところ、ラッパ系の音はあまり好きではないんですが、この曲とキングクリムゾンは見事にロックと融合させて違和感なく入ってきます。
B面は各メンバーの作品です。
まあ大作のA面の後にマッタリして中々良いです。個人的には「サマー~」のラッパと「デブ~」のギルモアのギターが好きです。
樽井作の釣り画像です。
ピンク・フロイド/原子心母(1970)
A面
1 原子心母 (計23:44)
(1) 父の叫び (2:50)
(2) ミルクたっぷりの乳房 (2:33)
(3) マザー・フォア (4:50)
(4) むかつくばかりのこやし (5:15)
(5) 喉に気をつけて (2:28)
(6) 再現 (5:48)
B面
1 もしも (4:31)
2 サマー'68 (5:29)
3 デブでよろよろの太陽 (5:22)
4 アランのサイケデリック・ブレックファスト (13:00)
つづく