SMOKE on the ROCK

タバコとロックとすけろく

歌詞なんて気にして聴くの?

ずっと前から思ってたことですが。

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歌が好きな人はたくさんいます。私も好きな歌はたくさんありますが、基本的には歌も楽器の一つだと思っています。ギターソロがカッコいい曲、リズムがノリノリの曲、アンサンブルが美しい曲、構成がドラマチックな曲等々と同列で歌が素晴らしい曲もある、という感じです。まあそういう意味もあって、アルバムに「歌」がずらりと並んで楽器演奏が脇役になっているポップスてのがあんまし好きではないんですが。

しかし、あの歌の歌詞がスゴく良いよね~、とか言う人よくいますけど、はっきり言って私は歌詞の意味を考えて聴いたことなんぞほとんどありません。もちろん主に洋楽ロックを聴いてるから意味があまりわからないてのもありますが、よく知ってる日本の歌でも、人に言われて初めて「へ~、失恋の歌だったの?」みたいなことばかりです。せいぜい歌詞の意味を気にして聴いたのは「おら東京さいくだ」か「翔んで埼玉」くらいなもんです。

ただ、意味はわからなくても韻を踏むなどで流れるような歌詞は感動的です。例えばジェスロタルの No Lullaby。全体的にメロディアス?な歌詞が絶妙ですが、特にサビの

♪ It's as well we tell no lie

♪ to chase the face that cries

はイアン爺さんの節回しが得も言われぬ素晴らしさです。

イチイチ意味なんぞ考えながら聴くもんじゃないです。