公務員の休憩時間は硬直的？

公務員のこの手の懲戒処分で毎度思うのですが。 

「職場にいるのしんどく」 勤務中に喫煙170回、大阪市職員を懲戒処分 - 毎日新聞

2020/07/09 配信

この職員は２０ヶ月で１７０回だから週２回程度の喫煙で処分を受けたんですが、記事の「最近は週５回」てのがなんだか悪意を感じますけど。

こういうのって「嫌煙キチのクレーム」と「権力者の禁煙絶対主義または事なかれ主義」が要因なんですが、ほとんどの市民はぜんぜん寛容だと思いますけどね。しかしそれよか「役所の硬直的？な休憩時間」がいつもモヤモヤします。

だいたい役所てのは昼休み以外に休憩時間はないんでしょうか。工場等では１０時や３時に休憩時間がありますが、事務作業には必要ないんでしょうか。厚労省のガイドラインでもＶＤＴ作業は連続１時間まで、小休止は１０分～１５分とお役人自ら言ってるのに、公務員は対象外なのか、パソコンをあまり使わないのか、どうにも腑に落ちません。小休止で目を閉じるもよし、散歩するもよし、コーヒーやお茶するもよし。けど喫煙は懲戒処分ですか。クレーマー市民の目に留まるのがイヤなら、屋上とか人目のない誰にも迷惑のかからない場所に喫煙所を残しときゃいいだけなんですが。そもそもこんな犯人？を作り出してしまう敷地内全面禁煙などパワハラ、モラハラ以外の何物でもないと思います。

まあダラダラと、ってのは煙草に限らずですが、そんなに言うなら喫煙所の出入口で身分証カードをスキャンして記録するとかでもいいんじゃないかと思うけど、そこまで管理されなきゃ節度が保てないようなヤツは煙草を吸う資格なんぞないですけどね。

いずれにしてもそんなに勤務時間をきっちり拘束したいなら、昼休みを削って他の時間に休憩を振替えるとか、途中休憩の分だけ早めの出社や遅めの退社をするとか、もちょっと柔軟な対応ができないもんですかね。まあ日本じゃいくら朝早く出勤しても無視でしょうけどね。

ともかく公務員の職務専念義務てのは決められた時間に机に座ってろってことじゃないと思うんですが、どうも最近は仕事の本質もわからず表面的なことばっか言うヤツまるけでウンザリです。