「煽らせ」運転が横行するぞ

６月３０日から煽り運転が厳罰化されました。

それはそれで非常にいいんですが、今後これをいいことにチンタラ運転や意図的な煽らせ運転が横行するでしょうね。やはりお勉強だけできる官僚連中が考えた条文ですわ。

そもそも「妨害目的で」というのがアカンわ。「ボーっとしていた」とか「何かが飛び出してきた気がした」とかで追越し車線をチンタラ走ったり急ブレーキをかけたりした、とさえ言っとけば無罪放免、違反点数２点と罰金何千円で済むんですか。時速１４６キロで４人殺したクソ野郎の先日の津地裁判決みたいな。

だいたいどの違反にしても道交法の罰則がアマアマなんですよね。運転者の意思など無関係に、せめて反則金は今の１０倍くらいにしろよ。チンタラ運転７万円だったら、みんなもっとマトモな運転するでしょうよ。さらにスピード違反などの反則金は累進方式にして、１０キロまで１万円、２０キロまで２万円、３０キロまで４万円、４０キロまで８万円みたいな倍々ゲームなんかもいいかもです。それでいけば先の１４６キロだと５１２万円の反則金ですね。

ちなみに今回の厳罰化では、特に危険な場合でも最大５年の懲役ですか。あの東名大井の追越し車線に停止させて２人を頃した石橋和歩のケースもせいぜい５年ですか。結局、道交法なんぞ大アマです。

※画像は、このシートベルト別の意味で煽ってます。