レジ袋有料化のアホさ加減
本日2020年7月1日よりレジ袋有料義務化になりました。
いろんな意見が錯綜していますが、特に視野の狭いアホさ加減をまとめてみました。
・元々レジ袋をポイ捨てする人は有料でも捨てる
~レジ袋がなければゴミをそのままポイ捨て
・海洋投棄のほとんどは海の向こうの民度の低い国
~日本海側の海岸に流れ着くゴミが圧倒的に多い
・日本はほとんどのプラゴミを安全に焼却している
~リサイクルすればそれ以上の化石燃料が必要
・原料の廃油が他の製品になっても最後は廃棄焼却
~地球全体としては何の環境保護にもならない
~環境税としての徴収ではなく、各社利益になる
などなど。
ちなみにこんな記事もありました。
エコか抜け道か、無料のバイオマスレジ袋 テークアウト伸び導入相次ぐ レジ袋有料化の対象外|社会|地域のニュース|京都新聞
2020/06/30 配信
北海道で圧倒的人気を誇るセイコーマートでは無料を継続します。てのも義務化対象外となる生物素材25%以上のレジ袋を使用するからです。他にも、滋賀県の平和堂、餃子の王将、くら寿司なども同様で、特殊素材のレジ袋のコスト増は各社で負担するとのことです。見上げたもんですね。国とグルになってレジ袋のコストを消費者に転嫁するどころか、そこから利益まで出しているどっかの最大手とえらい違いです。
しかしながら、この記事でどこぞの准教授とやらが「日本は一人当たりプラゴミ発生量が米国に次ぐ2位だからぁ」とかのたまっているけど、総量では中国なんかの方が圧倒的に多いんですけど。また発生量ではなく不法投棄量なら、日本なんて圧倒的に少ないと思うんですけど。
ちなみに現在コロナ祭りの影響で、パン屋さんや惣菜コーナーではプラの袋や容器に一個ずつ入れて売られるようになりましたけど、この逆行はいいんですか? 世の中には功罪をあわせ持つことがほとんどで、レジ袋もしかり、というか功ばっかの代表だと思います。
ともかくレジ袋有料化のような一面的なやり方は阿呆の考えることです。