エコ車はエゴ車? (1)
EV(電気自動車)が取り沙汰されています。
先日「9月から自家用車の中も禁煙!?」のコメント欄でも少しふれましたが、EVは本当に環境保護に貢献するのか、という話です。
同じ車種なら一般的にハイブリッドはガソリン車よりもン十万円も高いんですが、他でもない高性能バッテリーを搭載しているのでコストが上積みとなっているのが大きな理由です。ましてEVとなればバッテリーモンスターですが、このバッテリーの高価格の中味を推測するとやはり原材料費が相当な部分を占めているのは間違いないでしょう。
もちろん売れる品物はより高い価格設定でもうける、という政策的な面がありますが、あまり売れていないのにEVのバッテリーがここまで高いのは、単に量産効果がないからだけではもちろんありません。
消費者としてガソリン代が節約でき、CO2排出削減に貢献できても、元々コスト高の製品というのはそれに応じた材料費や燃料費を消費して完成させているので、購入した時点で既にその製品はそのコストなりの環境汚染をしていることになります。