SMOKE on the ROCK

タバコとロックとすけろく

もし煙草1箱1万円になったら

煙草もついに500円時代、来年(2019年)には消費税増税でまた値上です。

 

そしてさらなるタバコ値上げを期待する嫌煙バカの意見があちこちから聞こえます。

しかし私は1箱1万円になってもやめる気ないですから。もちろん1日1本に減らしますけどね。さぞかし旨いだろ~な~、きっと。

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ところでタバコ価格の60%以上は税金です。総額2兆円以上。この税率はガソリン(55%)やビール(50%弱)よりも高いけど、この税金はいったい何に使われてるんでしょうね。

有名なところでは国鉄債務の返済ですが、一般財源だからどの税収をどの使途にという特定はできません。ただ、たばこ税の内「たばこ特別税」が国鉄清算時の債務返済だけを目的に創設されたのは事実です。

 

これを突くと、旧国鉄時代の借金を補填するだけで、現在のJRの借金を負担しているのではない、という屁理屈をこねる輩が出没します。しかしそれは詭弁であって、旧組織をつぶし採算性のある部分を引き継いで新組織を設立しただけです。で切り取られた借金は国が背負うというカラクリでした。

 

結局、赤字まみれの国鉄は名前をJRと変え、不採算部門は第3セクターなどに押し付け、超過債務は国が背負ったという単純な話ですが、その借金を補う為にたばこ特別税を徴収していることになります。その額は年間ざっと1,200億円*は下らないでしょう。

*2017年度たばこ特別税収1,437億円の内、林野事業に200億円(当初設定)

 

さて「タバコを1箱1万円にしろ」とほざいている連中は、自分の嗜好品の値段が20倍になっても文句ないですかね。

コーヒー一杯5千円とか生中一杯1万円とか。