SMOKE on the ROCK

タバコとロックとすけろく

たばこの経済効果「2兆円超」

朝日と厚労省、飽きもせず。

 

たばこの社会的損失「2兆円超」

厚労省が推計

2018/8/24配信 朝日新聞DIGITAL

https://www.asahi.com/articles/ASL8J4DNSL8JULBJ006.html

 

喫煙率の減少に反してガン患者が増加しているのは高齢化が主な理由です。ということは寿命が短かった昔はガンの治療費が少なく、喫煙率が非常に高いのにタバコによる損失は少なかったことになります。つまり高齢喫煙者の肺ガン等の治療費を全部タバコのせいにするからおかしな話になるわけです。

しかも元喫煙者や家族までひっくるめて、何が何でも金額を積み上げようとする根性丸出しですね。高齢化や他の因子は無視です。

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彼らがもし喫煙者でなかったらガンにもならず、死ぬまで医療費がかからないんでしょうか。年寄り連中が病院の待合室でヒマ潰ししながら「おや、今日は○○さんがいないけど具合でも悪いんだろか」てくらい国保のムダ使いしてるのに。

 

さらにガンにならず長生きすればそれだけ余分に年金が支給されるけどそれはそれ、もちろんタバコ税収や関係者の利益もあるわけですが管轄外だから厚労省は知らん、です。

だいたい、タバコが原因の医療費がタバコ税収を超えるというたわ言も、厚労省のこんな手前味噌な屁理屈が根拠ですから。

ちなみにタバコ火災については別の機会に譲りたいと思います。

 

ところで「社会的損失」って裏を返せば「経済効果」ですが、モノも言いようです。

 

参考記事****************

 

 たばこが社会に及ぼす2015年度の総損失額が、約2兆500億円に上るとの推計を、厚生労働省研究班がまとめた。がんの治療費など喫煙者の医療費が最も多く、全体の半分以上を占めた。

 

 研究班は、厚労省の「たばこ白書」でたばこと病気の因果関係が「十分ある」とされたがんや脳卒中などに加え、「示唆される」と判定された認知症ぜんそくなどにかかる医療費を推計した。さらに病気がもとで必要になった介護費用や、たばこが原因で起きる住宅や山林の火災による損失も加えた。

 

 最も多かったのは喫煙者の医療費で約1兆3594億円。内訳は、がんが5477億円、歯の治療費が1016億円を占めた。受動喫煙による医療費は、3295億円に上った。

 

以下省略

(黒田壮吉)