SMOKE on the ROCK

タバコとロックとすけろく

タバコ事情インザUS②

アメリカ煙草事情の続編です。

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[ 路上喫煙 ]

 

かつてはカリフォルニア州が禁煙の急先鋒で1990年代にはすでに屋内全面禁煙だったと思いますが、2000年代に入ってもなお、LAやサンフランシスコのダウンタウンのビル群のど真ん中でも、繁華街の表通りですら道端の至る所で吸いがらまるけでした。

またニューヨークのマンハッタン中心部ロックフェラーセンター横の路上では、てのひらの内側に煙草を隠し持って吸っていると、屈強そうな警備員とおぼしき人達に「おいおい、お前は何を吸ってるんだ?」と詰め寄られました。いったい何だよと思ったら、手の甲を外に向けた通常の吸い方の手振りをして「煙草ってのはこうやって堂々と吸うもんだ」とからかわれました。

もちろん最近の喫煙事情はアメリカでも急激に変化していますが、現在(2017年)でも大都市の道端などには日本中のどこよりも大量の吸殻が落ちています。(写真とってくればよかった・・・その辺がド素人ブロガーだなやっぱ)ちなみに私もそういう所で吸いまくりましたが、吸殻は必ずケータイ灰皿に入れますので念のため。

 

それにしても日本は禁煙後進国だと偉そうに吐く輩がいますが、こんな路上喫煙の状況を見るとアメリカのどこが禁煙先進国なんだと思います。まして屋内でも、ついこないだまで一部の州以外は日本よりずっと喫煙天国だったくせにね。

もちろん今の日本では歩行者が行きかう場所での歩きタバコなどもっての他ですが、アメリカなどと比べたら屋外でも決められた場所でしか吸えない日本のほうがよっぽど窮屈です。やはり日本のマスコミや嫌煙者たちがそういう事実をひた隠し(というか無知なのか)、印象操作によってマインド・コントロールしてきた結果が今の日本人の体たらくです。