軽いタバコほど体に悪い??
また、おかしな論文が湧いてきました。
「軽いたばこ」が肺腺がん増加の要因に
AFP=時事2017/5/23(火) 配信
フィルターに穴があいていると、喫煙者がより多くの煙を吸い込もうとするからガンが増加したんだとさ。
過去50年で喫煙者が減少しているのに肺腺がんが増加しているので、どうしてもタバコと結びつけたい偏執狂学者どもが無理矢理ひねくりだしたトンデモ珍説です。曰く「穴が開いたたばこと、過去20年の肺腺がんの増加の明確な関連性を示唆している」とな?「示唆」てなんですのん?想像?空想?妄想?喫煙者の減少とガンの増加の矛盾を指摘した麻生元総理に対する言い訳ですか?あるいは現代物理学に対する造反でしょうか。
結局、風が吹けば桶屋がもうかる式でほとんど無関係な二つの事象をどうしても関連付けたいがために、こんな奇妙な理屈を言いだす始末です。お笑い芸人ですか、あんたたちは。
さらに図に乗った連中は、「喫煙者たちを欺き、軽いたばこはより安全だと思い込ませてきた」と、当局に対してフィルターに穴のあいたたばこ、つまりほとんど全てのたばこの禁止を求めているそうです。
そしてこの記事は「軽いたばこが・・・より健康に良いとは限らないというこれまでの研究結果を裏付けるものとなった」と図々しく決めつけています。まあ言い方を変えれば、軽いタバコと重いタバコのどちらがより健康に悪いとは言えない、つまり
どちらも大して健康に悪いとは言えない
という理屈になるという事に気が付いてないみたいです。アタマ悪いの?
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「軽いたばこ」が肺腺がん増加の要因に、肺の奥まで煙が到達
AFP=時事5/23(火) 10:37配信
【AFP=時事】たばこのフィルターの周りに空いた穴から空気を吸い込み、煙を薄めるとされてきたいわゆる「軽いたばこ」が、実はここ数十年で肺腺がんが増加している要因になっていたと、米大学の研究グループが22日付の医学誌に掲載した論文で明らかにした。
肺腺がんは最も一般的な肺がんの一つで、多くの場合、肺の奥の方で発生する。過去50年の喫煙者減少に伴い、他の種類の肺がんの発症数は減っているが、肺腺がんの発症数は増加している。
英医学誌「ジャーナル・オブ・ザ・ナショナル・キャンサー・インスティテュート(JNCI)」に掲載された論文の中で研究グループは、たばこのフィルターに穴を空けることで「喫煙者がより多くの煙を吸い込み、その中には高いレベルの発がん性物質や突然変異誘発物質、他の有毒物質が含まれている」と指摘。肺腺がん患者の増加の原因として挙げている。
論文の筆頭著者、オハイオ州立大学総合がんセンター(The Ohio State University Comprehensive Cancer Center)のピーター・シールズ(Peter Shields)副センター長は「フィルターの穴でたばこの燃え方が変わり、より多くの発がん性物質を生み出す。そして肺腺がんが多く発生する肺の奥の方まで煙が到達する」と述べている。
シールズ氏は「われわれのデータは、(フィルターに)穴が開いたたばこと、過去20年に見られた肺腺がんの発症数増加の明確な関連性を示唆している」と明らかにしている。
その上で「特に懸念しているのは、現在吸われている事実上すべてのたばこに穴が開いていることだ」と指摘。米規制当局に対し、こうしたたばこを禁止するよう求めた。
たばこメーカーは約50年前からフィルターに穴を開けたたばこを販売し、「軽いたばこ」「タールの量が少ない」とアピールしてきた。
しかしシールズ氏は「喫煙者や公衆衛生のコミュニティーを欺き、これらのたばこはより安全だと思い込ませてきた」と批判している。
論文では「このような(軽い)たばこは、実際はより多くの害を及ぼす」と指摘。実際には、軽いたばこが重いたばこよりも健康に良いとは限らないというこれまでの研究結果を裏付けるものとなった。
【翻訳編集】 AFPBB News