SMOKE on the ROCK

タバコとロックとすけろく

大西英男のヤジがもたらした事

自民党大西英男議員ってアタマどうかしてるんすか?

 

2017年5月15日の自民党厚生労働部会にて、三原じゅん子議員がガン患者の受動喫煙問題を訴えた際に、ガン患者は働かなくていいというヤジを飛ばした、というアレです。

そもそも非公開の会合での発言を、ブログにあげてガン患者と嫌煙主義者を一挙に味方につけた三原議員の勝ちですが、このオッサンもオッサンです。

 

だいたい呼吸器系の病気を患っている人が、あえて喫煙可の飲食店などで働くものでしょうか。今の時代、全面禁煙の職場が圧倒的な状況で職業選択の余地は十分あるはずですけど。逆に喫煙可能な職場といえば、居酒屋やスナックなど病人にとって勤務時間も好ましくない職場が多いので、そもそもガン患者がそんな仕事を選択するという前提が矛盾しています。

今はガン患者に限らず、誰でも仕事に応募する際に禁煙の職場を探すのは何の苦労も必要ありません。そこにことさらガン患者を持ち出すところがどうにも胡散臭い。

 

そんな何でもかんでも全面禁煙を法制化しようとする嫌煙主義者の三原議員の発言に対し、このオッサンも正々堂々と論理的に反論すればよかったのに、わざわざ偏差値の低すぎるヤジを飛ばしたおかげで、おかしな問題提起をした三原議員を正義の味方っぽくしてしまったわけです。

 

これまでのこのオッサンの発言を見ても、ほんとアタマどうかしてるの、と思わずにはいられません。嫌煙主義者だけでなく愛煙家からも嫌われては救いようがないです。