コロナの死亡率ってどうなの

まだまだコロナ祭りが収まりそうもないです。

ＷＨＯによると２０２０年３月１４日現在の国内「累計」感染者数７１６名、死亡者数２１名だから致死率は３％前後ということなんでしょうか（いろんな意味でクルーズ船は無視しておきますが）。いちおうＷＨＯも３.４％とかそんな発表をしてるようですが、それにしてもペストや天然痘なんかと比べたらどってことない数値ですけど。

一方で検査件数が少ないから感染者数が少なく、実際ははるかに多数いるはずだ、という声が多いようです。日本人全員を検査したらこの１０倍とか１００倍とかになるんでしょうか。まあこれだけ自粛が流行しているからコロナの流行も抑制されているのだとは思いますけど。

ところで、いくらでも検査件数の抑制によってデータ操作できる感染者数と違い、死亡者数の隠ぺいはさすがにあまりないでしょうから実態とさほど差がないと思われます。つまり実際の感染者数が１０倍なら、致死率はせいぜい０.３％になってしまいます。しかも命を落とすのはほとんど我々年寄りばっかなので、健康な若い人達までそんなに恐れることもないと思いますが。

実際のところ、まるきり人体実験のようなダイヤモンドプリンセス号の死亡率１％てのが一番正確だと思いますが、政府は低い致死率で国民を安心させるよりも、感染者数の見せかけを少なくしたいという意図でもあるんでしょうか。そもそも「今日もどこぞの県で１名が風邪にかかりました」なんてニュースが必要？ しかも相変わらず「累計」感染者数ばっかカウントするマスコミ。その多くはすっかり治ってるでしょうに、いったい千人とか１万人達成記念でクス玉でも割るつもりですかね。

それはともかく、さぞかし今年のオリンピック招致に失敗した国が胸をなでおろしていることでしょうね。