ハンセン病への認識をただす
安倍首相がハンセン病家族に直接謝罪しました。
別にこの人に責任があるわけでもないと思うけど、相手が日本人だから謝罪してもまあ大丈夫でしょう。今回の訴訟は家族に対する補償ですが、既に2001年にらい病予防法の違憲判決が確定しているので、それに基づいた判決ということでしょうか。
安倍首相に対して原告団長は「社会の誤った認識をただす啓発と教育に取り組んでいただくようお願いする」と求めました。要するに、感染力がほとんどないことが後になってわかり、治療法も確立したのに、らい予防法を見直さず放置して強制隔離政策を継続し、差別を助長してきたということです。
さて、時を経て令和も終わり次の元号に代わる頃、ある判決が確定します。
首相に対して原告団長は「社会の誤った認識をただす啓発と教育に取り組んでいただくようお願いする」と求めました。要するに、影響力がほとんどないことが後になってわかり、害がないことも明確になったのに、健康増進法を見直すどころか強化して隔離政策を継続し、差別を助長してきたということです。
そうです、喫煙者の強制隔離を定めた受動喫煙防止法が違憲であると訴えた裁判で、原告の喫煙者らの勝訴が確定するのです。
無いか。