USへ~アメリカのトイレ事情
アメリカは一番の先進国みたいに言われてますけど。
国家としてはともかく、文化的生活は日本の方がだいぶ上だと思います。
確かに何十年も前、日本ではボッチョン便所や舗装されてない道ばかりの時代、アメリカはどこでも水洗トイレや舗装道路で夢の国でした。しかし日々改善を積み重ねた結果、日本は何も変化のないアメリカをいつの間にか追い越してしまいました。
シャワーが上に固定されていて、どやっておケツ洗うのか不思議なのは有名な話ですが、特に顕著な遅れを感じるのがトイレでしょうね。
ウォシュレットが全く普及してないのはもちろん、ペーパーホルダーは未だに昔ながらの筒状の圧縮取り外し方式です。片手でワンタッチ交換式なんて売ってやしないです。
それよりこのホルダーの取付け位置を見て下さい。
座った姿勢でどやって背後の紙を巻き取るですか。ひょとしてメリケンはエクソシストみたく上半身だけグルっと360度回転するのかな。
まあホテルなどでも似たようなもんですが、もっと取りやすい位置に設置できるのに、なんでワザワザこんな場所に?
もちろん乾燥気候で築百年の家もザラなので設備が全て古いのはわかりますが、それにしても便利になるように直そうと思わないんですかね。みんな日曜大工が大好きなのに。
何年か前に初めて日本に来た友人たちは、帰国してすぐにウォシュレットとホース付のシャワーに変えましたが、メリケンに限らず外人て実際に使ってみるまでその良さが想像できないみたいです。
つづく