バス車内転倒客放置の裏側
市バス運転手、転倒乗客を放置 京都「毎回こけますね」
11/16(木) 6:00配信 京都新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00000000-kyt-soci
女性客が車内で2度転倒したが、2度とも運転手はそのまま運転を続け、この客の降車時に「毎回こけますね」と言ったらしいです。この客は警察に通報し、連絡を受けた市交通局が(恐らく菓子折り持参で)この客に謝罪したという話です。
疑問なのは、転倒時に助け起こした周囲の乗客が誰も席を譲らず、再び転倒したこと。それと運転手の言った「毎回」です。つまりこの婆さん、どう見ても常習犯でしょうね。
以前、バス走行中に運転手の注意を無視して席を立った婆さんが「あんたケガすんで」と運転手に言われ「ババァ扱いすんなや」とやり返しました。これに対して運転手は「なら、その敬老パス返しいや」。
この客と記事の転倒客が同一人物か定かではありませんが、路線から見てもその可能性は十分考えられます。まあこの運転手に対する意趣返しですね。
ところで乗客のケガは運転手の全責任として自身の免許にも社内評価にも大きく影響し、罰金や減給はもちろん、免停や失職の恐れもあります。タクシーのシートベルトでも同様です。
しかし路線バスでは運行時刻を守れないとやはり社内評価が下がるので、運転手は板挟みですね。完全停止前に席を立つ客に配慮してゆっくり停車するとかえって時間がかかる、というのもあるみたいです。
模範客の私は終点でも中々席を立たず、よく運転手さんに叩き起こされます。
