SMOKE on the ROCK

タバコとロックとすけろく

酒と煙とロック 1(Pフロイド/おせっかい)

陛下のご生前退位で平成も終わろうとしてるのに、何か昭和クサいテーマですみません。

 

プロフィールでも少しふれてますが、1970年代前半のブリティッシュ・ロックを懐古趣味で聴きます。けど音楽きくときは何たって酒とタバコが合口ですね。昔はジャズ喫茶とかいうものがあったみたいですが(今でもある?)、想像するに、煙がモウモウと立ち込めた店内で、ジャズでスウィング、合法のアルコールでトリップと言うんですか、気持ちよくなったゴキゲンなお客さんたちの熱気が何とも言えない雰囲気なんでしょうか。まあ、イヤホンで好きな曲を聴きながら、片手には缶ビールで、あの近鉄特急の喫煙車(1号車)に乗っている、みたいな。

 

ちなみに2017年の今もまだ、近鉄特急はかたくなに喫煙車を走らせており、そのスモーキーさと言ったらまあスゴいっす。学生時代にヘビースモーカー4人で徹マンしてた4畳半に匹敵します。さすがに私も家族とお伊勢さん(伊勢神宮)へお参りに行くときは、名古屋から普通特急の喫煙車でなく、喫煙コーナーもあるアーバンライナーを利用します。

さらにアーバンライナーには各列1+2席のデラックスカーというのがあり、名古屋~伊勢310円の追加料金だけで新幹線のグリーン車なみの快適シートを利用できます(あまり人には教えたくないのですが)。ただし喫煙コーナーまでチョト遠いのが難点。

 

さて、私の場合はロック。クラプトン爺さんなんかがくわえタバコでギター弾いてるイメージです。まあ、あの時代のロック・ミュージシャンはドラッグ吸いというイメージもあって、タバコなんぞ優等生の吸い物?くらい、おおらかな社会環境だったのは間違いありません。(しこたま飲んだあとの永谷園のマッタケのお吸い物も安くておいしいよね)

けど、酒とタバコにはハードなロックよりもプログレなロックの方がいいかもかなです。このシチュエーションで昔からのお気に入りはPink Floydの「おせっかいMeddle」です。世間的にはなぜか「狂気The Dark Side of the Moon」がドラッグ常用者に愛用?されているみたいですが、私にはその良さがあまりよくわかりません。とまれ「おせっかい」の一曲目「One of These Days」で不穏な世界に引き込まれた後、一連のアコースティック系の曲でなごみ、最後に大作「Echoes」で紫煙とともに果てる気分です。


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ピンク・フロイド/おせっかい (1971)

A面

1  吹けよ風、呼べよ嵐 (5:57)

2  ピロウ・オブ・ウインズ (5:10)

3  フィアレス (6:08)

4  サン・トロペ (3:43)

5  シーマスのブルース (2:16)

B面

1  エコーズ (23:32)

 

つづく