マイナンバーの馬鹿システム
税金のムダ使い以上に罪が重いです。
マイナンバーのサイト、100億円かけ利用率0・02%:朝日新聞デジタル
2019/07/27 配信
「国民の利便性が向上する」とのうたい文句で導入したマイナンバーですが、どこが?って感じです。
画像は公的な申請書の記入例ですが、「個人番号(マイナンバー)」欄に※があり、下部の説明では、いったんこれを記入してしまったら「証明書の添付が必要」なんだとさ。もちろん記入しなければ添付不要です。なんじゃそりゃ。記入した場合は添付不要ならわかるけど、逆でしょ。
だいたいからして行政事務の合理化がまずありきで、そのしわ寄せで国民に不便を押し付けているとしか思えません。運営側の効率化よりも利用者側の恩恵が大きくなるように設計すべきなのは新規システムの基本なのに。「どうせ利用者は使わなきゃならないんだから」というような思いあがった根性では成功はおぼつきません。かつて「やらせる」と言い放ったヤツがいましたが、システム開発者の風上にも置けませんね。
そもそも天下り業務の確保やら税金の完全捕捉などがまずありき、とか開発目的も卑しいのでこんなやっつけ仕事になったんでしょう。結局マイナンバーの取得を強制しただけで、それをどう活かすのかが中途半端すぎて未だグズグズの状況です。
番号そのものを無意味な秘密主義にするような制度だから役所とかも従わざるを得ないんでしょうけど、誰がわざわざ不要なマイナンバーを記入して添付書類を提出するんですか?そりゃ普及するわきゃないわな。
マイナンバーの数字それ自体は個人情報でもなんでもないと思うんですが。
馬鹿なの?