ファースト価格でエコノミー
以前どこかで書いたような気もしますが、今回のような記事を見るといつも思います。
プリウスなぜシニア層に人気? ユーザーから圧倒的支持を誇る理由とは | くるまのニュース 2019/07/12配信
その理由とやらをいくつかあげてますが、何といっても一番は「燃費」。
単純にリッター15kmのガソリン車と39kmのプリウスだと、10万km走ればガソリン代50万円前後の差となります。しかし10万km走行するのに何年かかるでしょうね。そのへんをチョコチョコ乗ってるだけじゃ無理ポイです。
まあ初期投資を回収するにはとにかく距離をこなす必要があります。しかしそれって完全に本末転倒ですよね。運用コストはコントロール可能ですが、大きな初期投資は後から制御不能ですから。いずれにしても元を取るという考えはやめた方がよさそうです。
それだけではなくステータスや環境性能が理由てのもあるみたいですが、ハイブリッドに乗ってるという優越感って値段が高いから?単に高価なモノを所有するのがステータスでしょうかね。そこに価値があると思い込んで、まんまと商売のカモにされているような気もしますけど。
だいたい「エコ」と「ステータス」って相容れない概念だと思いますが。エコノミークラスをファーストクラスの値段で購入するのじゃなく、ファーストクラスを利用するのがステータスですから。
環境についても、値段が高いということは製造でそれだけ環境負荷をかけていることになります。環境にやさしいのは使用期間だけで、全体として環境保護に貢献しているとは言えないでしょう。
少なくとも、今の老人が死ぬまでに石油は枯渇しないどころか極端な暴騰もしないと思うし、そもそも石油がなくなったらどんな車も作れませんから。
だいたいやね~、あと何年生きるつもり、てか何年運転できると思ってるんでしょうね。
ファーストクラスのCAさんです(オマケ)