SMOKE on the ROCK

タバコとロックとすけろく

タバコ事情インザUS①

日本ではあまり表面に出てこない米国タバコ事情です。f:id:jethrotull:20190515110618j:plain

今回、久々にアメリカへ嫌々行ったので、最新事情をお届けします。(2017年5月現在)

[ 価格 ]

アメリカはじめ欧米では日本よりも値段が高いという噂があります。確かにニューヨークなど大都市の一流ホテルなどで買えば、まず日本の3倍はすると思います。しかしアメリカ人は誰もそんな高いタバコを買いません。そんな高いものを買うのはアラブの王様か、無知な日本人旅行者くらいのもんでしょう。

 

アメリカでは日本のように全国一律価格ではありません。店によってもかなり違いますが、州が違うと全く異なります。特にタバコ葉生産地とは州税が天と地ほど差があるようです。オハイオではカートン60ドル前後、ケンタッキーでは35~40ドル弱でした。なおシカゴ空港では安いはずの免税店でさえ45ドルでしたが、こんなん全然免税ちゃうやん、て感じです。10年ちょっと前まで20ドル台だったのに、日本のマネして国税をおもいきり増税したのかな?

ちなみに成田空港の免税店では2カートンパックで5,500円(カートン2,750円)と良心的でした。

 

また、アンケートを出すとメーカーから定期的にクーポンを送ってくるので、かなり割安で購入できます。 さらにネット販売も安く、現在マルボロがカートンで36ドル以下で買えます。

 

現地在住の愛煙家の方が発信される情報がより詳しいと思うし、ネットでも調べればわかるような内容ですが、とかく日本国内の報道や禁煙推進派は一番高い値段だけを取り上げ、安い価格はダンマリのようです。 また、全国一律価格という固定観念の日本人を錯誤に陥らせるのも、なんか悪意を感じます。

 

確かにウソではないし、報道しない自由もあります。でも良心は咎めないんでしょうか。

 

つづく