酒と煙とロック 5(LツェッペリンⅣ)
Led Zeppelin IVの内ジャケはこんなでした。
以前、当ブログにてこの内ジャケが議論になりました(てほどでもないですが)。で、墓参りに帰省した際、実家にてこのLPを引きズリ出した次第です。(よく考えたら、ネット検索ですぐわかるのにね)これわ仙人のおじさんが下界を照らすの図みたいですが、表ジャケの杖ついた爺さんと関係あるのかな?
というわけで、今回はメヂャーすぎるツェッペリンのメヂャーすぎるアルバムです。これも今さら語りつくされた感があるので、あくまで私の思うところだけをたれます。
A面はいきなり「ブラック・ドッグ」に吠えられ、「ロックン・ロール」と立て続けに不死身の大ハードで叩きのめされ、一転して「限りなき戦い」を終えて安らかに「天国への階段」を登り詰めて昇天するのです。
B面ではスローヘヴィな「ミスティ・マウンテン・ホップ」に始まり、一風変わったリズムの「フォア・スティックス」から、いったん「カリフォルニア」の風に癒され、再ヴぃヘヴィーな「レヴィー・ブレイク」で堤防決壊の洪水に溺れて終わります。
A面は嵐のようなハード・ロック、B面はボンゾのドラムが際立つヘヴィー・ロックで、各4曲の起承転結が見事にハマってます。特にB面は後のフィジカル・グラフィティに繋がる音楽性を強く感じます。恐らくセールスを意識してA面には受けの良いハード・ナンバー、B面には彼らが本当にやりたいマニア好みの重厚な音楽を配置したのではないかと思います。
ちなみに、このアルバムには正式なタイトルがないのも有名な話。フォー・シンボルズと呼ばれたりします(こんなやつ↓)
ヘタクソ~!! (許してちょんまげ)
それにしても、今は亡きジョン・ボーナムのドラムは五臓六腑に響き渡るわ~
/レッド・ツェッペリンIV (1971)
A面
1 ブラック・ドッグ (4:54)
2 ロックン・ロール (3:40)
3 限りなき戦い (5:51)
4 天国への階段 (8:02)
B面
1 ミスティ・マウンテン・ホップ (4:38)
2 フォア・スティックス (4:44)
3 カリフォルニア (3:31)
4 レヴィー・ブレイク (7:07)
つづく