SMOKE on the ROCK

タバコとロックとすけろく

巨人惨敗の原因は明白ですね

コロナ騒ぎの中で、詳しくは知りませんがプロ野球が巨人の日本シリーズ2年連続4戦全敗で無事に幕を閉じました。

 

セリーグパリーグの格差が酷いと言われ、ペナントレースで巨人を独走させた5球団は前回今回の日本シリーズで無様な姿を晒した巨人よりもはるかに弱いとも。確かに交流戦の成績とか近年の日本シリーズの結果を見る限り、セパの実力差は確かでしょうね。しかし大勢の意見とは違って、私は巨人以外の球団がソフトバンクと戦っても、ここまでみっともない負け方はしなかったと思います。

というのも、短期戦においては意気込みやムードなどが大きく影響します。ミスがあってもそれを挽回しようという雰囲気が強ければ、逆にイケイケに転換することもできます。反対にネガティブ思考だと一つのミスが負のスパイラルとなるでしょう。実力に関わらずどう転ぶかわからないのが短期決戦の面白さでもあります。そしてこれは采配による影響が非常に大きかったと思うのですが。

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一方でペナントレースのような長期戦では実力のある選手を多く揃えた方が圧倒的に有利です。采配の巧拙にかかわらず、長丁場になればなるほど確率的に選手の実力が反映される結果に近づきます。金にモノを言わせて他球団の主力、しかも同一リーグ内からも引っこ抜くようなやり方が非常に効果的なワケです。つくづくヤクルトの山田選手がFA宣言しなくてよかったと思います。

今シリーズでは初戦から絶対的エースが打ち込まれてしまい、2戦目の11点差負けや3戦目9回二死までノーヒットなど酷いもんでした。今季阪神に0-11で大敗した時「こういうゲームは二度とさせない」と言い放ったのはどなたでしたっけ。ともかく巨人の大失態は作戦や采配が最低レベルだったことを意味するんじゃないでしょうか。