消費税増税には大反対ですが
どうも消費税がなし崩しに10%になるみたいです。
一段と景気が冷え込むのは間違いないですが、もし据置き、あるいは減税すれば景気の回復に大きく貢献するでしょうね。
一部では増税中止あるいは減税による消費増で税収を確保すべし、という意見もあります。しかし、いくら消費が上向いても消費税の税収を増やすのは困難だという点には留意すべきです。もし8%のままで10%分の税収を確保するには、消費を2%ではなく25%増加させなければなりません。まして5%に戻せば消費を2倍にしなければ10%分の消費税を確保できません。
決して財務省の味方などしたくもないですが、まあこれが現実です。
もちろん他の税収とのバランスもあり、何にもまして支出を考えろと言いたいのですが、いかんせん現行の役所では歳出の増加はあっても削減は困難な予算システムとなっています。