洗剤意識の操作

食器洗いのスポンジに残った洗剤を放置するとカビが生えるとか何とか。

なので、食器を洗ったらスポンジをよくすすいで乾燥させないと雑菌が繁殖するということらしいです。でないと、次に洗った食器にバイバイ菌がいっぱいくっついてしまうんですと。

こわいですね～。

これって今はやりの不安商法ですよね、完全に。毎回食器洗いの度に新しい洗剤をスポンジに注入すれば消費量も増加するのでまんまと洗剤会社の思うツボですけど、勝てば官軍ですからね。

昔、味の素が容器の穴を大きくしてその数も増やし、消費量を増加させたという都市伝説みたいのがありますが、これならまあ上手くやったな、て感じです。ただ洗剤会社が研究した結果をマスコミに流したのかどうか知りませんが、洗剤の残ったスポンジを使って食中毒になったという話は聞いた記憶がありません。そうは言っても、やっぱ夜だけはスポンジをきれいにしてから寝たいですけど。

そういう意味ではタバコも一種の不安商法みたいなもんで、怖いぞ怖いぞ、と人々をただやみくもに不安にさせているだけだと思うんですが、まあ最も成功した事例のひとつでしょうね。

けど、どうしてこんなに多くの人がテレビで言うことを頭から信じ込んでしまうんでしょうか。

イワシの頭も信心から、ですかね。